2016-12-15から1日間の記事一覧
何より言い訳は聞き苦しい。聞かされている人間はたまったものではなく、その人間を軽蔑し、一緒に仕事をしたいとは思わなくなるだろう。
現役時代から野村は「メモ魔」だった。興味を惹かれたことは何でもメモしていた。
一流選手はみな、小事に気づく感性に優れている。これには例外がない。
凡人が人より抜きん出ていくためには、小事を大切にし、それを積み重ね、一歩一歩大事に近づいていくしかない。小事が大事を生む。
「一」ははじまりであり、基本であり、本質、すべてでもある。「一」がなければ「二」も「三」もない。「一」の内容と結果がその後を決めるのだ。
仮にもプロのピッチャーが簡単に打てるボールを投げてくるわけがない。どんな一流バッターでも10回のうち7回は失敗する。しかし、どんなにいいピッチャーでも失投はある。その失投を確実にモノにするために必要なのが、入念にして周到な“準備”。一流と二流の…
毎日のように選手に伝えた言葉。よい結果を生むためにはよいプロセスが必要であり、きちんとしたプロセスを踏むからこそよい結果が生まれる。
耳は教養や知識を入れるために大きく開いておき、口はしゃべりすぎないよう、控えめに小さくしておくべし、という意味。これが逆になっている人も少なくない。
現役を引退し、評論家活動をはじめた野村が、最初にぶち当たったのが言葉の壁だった。野球に関する知識や理論は誰にも負けないと自負していた野村だったが、それを一般の人たちにわかりやすく伝える術(言葉)を持っていなかったのである。「言葉を磨かなけ…
ケチの人は、人徳を得られない。いくら卓越した知識、理論、技術を持っていたとしても、周りの人間はついてはいかない。人間性や人望などを含めたトータルな人間としての魅力が、リーダーには必要不可欠。