中国・明時代末の混迷の時代に生きた政治家・思想家である呂坤が『呻吟語』においてリーダーの資質を順に3つ挙げている。もっともリーダーに適しているのは「深沈厚重」。ものごとに動じず、どっしり落ち着いて深みのある人物である。2番目は、「磊落豪雄」。太っ腹で豪快、細かいことを気にしない人物だ。3番目が、「聡明才弁」。頭がよくて、才能があり、弁舌さわやかな人物を指す。
- p.36
- 作者:野村克也
- 出版社:セブン&アイ出版
- 発売日:2018/10/29
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中国・明時代末の混迷の時代に生きた政治家・思想家である呂坤が『呻吟語』においてリーダーの資質を順に3つ挙げている。もっともリーダーに適しているのは「深沈厚重」。ものごとに動じず、どっしり落ち着いて深みのある人物である。2番目は、「磊落豪雄」。太っ腹で豪快、細かいことを気にしない人物だ。3番目が、「聡明才弁」。頭がよくて、才能があり、弁舌さわやかな人物を指す。