すべてのボールを一球入魂、全力投球したがるのが「真面目な優等生」、手を抜いても許されるところでは加減して、遊び心を持って投げているのが「不真面目な優等生」。エースと呼ばれる投手は、そのほとんどが不真面目な優等生だった。人生だって、適度な遊び心を持たせることが肝心である。全力投球ばかりしていたら、やがて生きることに疲れてしまうだろう。
- p.86
- 作者:野村克也
- 出版社:セブン&アイ出版
- 発売日:2018/10/29
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すべてのボールを一球入魂、全力投球したがるのが「真面目な優等生」、手を抜いても許されるところでは加減して、遊び心を持って投げているのが「不真面目な優等生」。エースと呼ばれる投手は、そのほとんどが不真面目な優等生だった。人生だって、適度な遊び心を持たせることが肝心である。全力投球ばかりしていたら、やがて生きることに疲れてしまうだろう。