野村克也 名言集

仕事に挫折したとき、組織に悩んだとき、人生に苦しんだとき… 野村克也の言葉があるじゃないか。ノムさんの人生哲学が凝縮された名言集。

仕事と人生は直結している

“野球さえうまければいい”というのは大間違い

「仕事を通じて成長と進歩があり、人間形成と人格形成を促していく」。人間教育が大切だと考える理由。

「仕事」と「人生」は切っても切り離せない関係にある

仕事と人生、仕事と社会は連動させるべき。

ほら、考えて。仕事というものは、考えてやるものだよ

思考と行動は連動している。

おまえは何のために生まれて、何のために野球をしているんだ?

選手によく言う言葉。野球論ではない“人生学”を教える。「人間はなぜ生まれてくるのか、一回くらい考えろ」。

いい仕事は必ず誰かが見ていてくれる

尊敬する評論家・草柳大蔵からアドバイスされた。心に深く染みこみ、大切にしている言葉。

仕事を持つようになって初めて、人生の意味を知る。大人になっていく

「生きていくための基本的な知識や情操は家庭や学校ではぐくまれるが、仕事を通じて人生を知り、人間的に成長する」。仕事と人生は直結している。

仕事を通じて人間は成長し、成長した人間が仕事を通じて“世のため人のため”に報いていく。それが人生

野球人である前に社会人であれ。

仕事の三大要素とは計画・実行・確認や

あらゆる仕事やプレーを成功させるためには、この3段階をプロセスとして経るべし。

仕事をする上で必要な三つの能力がある。「問題分析能力」、「人間関係能力」、そして最後のひとつが「未来想像能力」である

組織を仕切る仕事において求められるもの。

君たち、野球が好きだろ。それだけで幸せだよ。好きなものを職業にしているんだから

「君たちはその好きなものを追求して、人生の道と社会の道をつなげていくべきなんだよ」。

野球バカではダメ。野球人生なんてたかだか20年。それから先の人生の方が長い。だから野球人たる前に、社会人たれ

人間的な成熟が必要。まずは、一般的な社会論や常識を身につけた社会人であってほしい。野球選手として生きていられる時間は短い。

直面した仕事に、どう対処するか。そのことを考え続けることによって、人間は少しずつ向上してゆく

ピンチをチャンスに変えるのは、まず自分の心。

よい仕事をするには、「己を知ること」が大切。その上で、さらに相手を圧倒する何かを考えることが大事

いくら目標があっても、己を知らないと何も始まらない。「自分はどういう存在なのか、認識することが大事」。

自分なりの人生観を持たなければ、いい仕事はできない

野球は人生の縮図。野球は人生そのもの。だからこそ、野球をするにあたって、明確な「こうありたい」という人生観がないといけない。

君らの仕事は、いつも言っているように勝つことだ。職業はプロ野球選手だが、仕事は勝つこと

「君たちは一年ごとの契約で生き延びている。球団は渋いかもしれないが、関係ない。まずチームに貸しをつくって、会社を儲けさせろ。そうせな、金は取れん」。

仕事としての野球を、自分の人生、社会とどう連動しているのかを認識し、それを伝えなければ、真のリーダーにはなれない

ヤクルト監督時代、中心選手として成長してきた古田敦也捕手への助言。「リーダーとして、自分の所属する組織とどのように向かい合うか。何を伝えてゆくのか。ただ技術を教えるだけなら、それほど難しくない」。