2017-01-08から1日間の記事一覧
人生には、いくつもの区切りがある。だが、そこで今までの経験やその価値がなくなるわけではない。それを活かすことができるか否かは、自分次第。
「あらゆるレベルの選手の気持ちがよくわかること」。これが自身の一番の強みだと野村は語る。テスト生として南海に入団して二軍で下積み時代を過ごし、一軍で三冠王を獲得してチームの中心となった。その後、南海を解雇され、45歳まで現役を続けた。一番下…
風格はその人の内面から生まれる。これがあることで、周囲の人々の気持ちを捉えて動かすことができる。同じことを話しても、風格がある人が語るのと、ない人が語るのでは、その説得力はまったく変わってくる。
だから、ボヤキはネガティブなものではない。理想が高ければ高いほど、ボヤキの頻度が高くなる。
野村は現役時代から引退後のことを考えてきた。多くのプロ野球選手が引退してはじめて、次の行き先を考え始めるが、それでは遅いのだ。将来どうあるべきかを考え、日々勉強して準備をしなければならない。
監督時代、ミーティングで選手たちに話した言葉。
誰にでも試練や苦難がある。それを乗り越えた経験は、人生の財産となる。試練を歓迎するくらいの気持ちで向き合えば、人生は拓けるものだ。
価値観や哲学があるからこそ、プロフェッショナルの仕事ができる。