野村克也 名言集

仕事に挫折したとき、組織に悩んだとき、人生に苦しんだとき… 野村克也の言葉があるじゃないか。ノムさんの人生哲学が凝縮された名言集。

2017-01-08から1日間の記事一覧

人生に、引退や定年はない

人生には、いくつもの区切りがある。だが、そこで今までの経験やその価値がなくなるわけではない。それを活かすことができるか否かは、自分次第。

私が、甲子園のスター選手からプロとなり、いきなり一軍に定着して30代で引退していたら、たとえ監督になっても、ここまで長く必要とされることはなかったと思う

「あらゆるレベルの選手の気持ちがよくわかること」。これが自身の一番の強みだと野村は語る。テスト生として南海に入団して二軍で下積み時代を過ごし、一軍で三冠王を獲得してチームの中心となった。その後、南海を解雇され、45歳まで現役を続けた。一番下…

風格とは、容姿や態度に自然に現れる品格である

風格はその人の内面から生まれる。これがあることで、周囲の人々の気持ちを捉えて動かすことができる。同じことを話しても、風格がある人が語るのと、ない人が語るのでは、その説得力はまったく変わってくる。

グチは、「不満」を表現するもの。ボヤキは、「理想と現実の差」を表現するもの

だから、ボヤキはネガティブなものではない。理想が高ければ高いほど、ボヤキの頻度が高くなる。

いつどうなっても困らないように、今から準備をせよ

野村は現役時代から引退後のことを考えてきた。多くのプロ野球選手が引退してはじめて、次の行き先を考え始めるが、それでは遅いのだ。将来どうあるべきかを考え、日々勉強して準備をしなければならない。

読書は博学なる人をつくり、会話は機敏なる人をつくり、筆記は確実なる人をつくる

監督時代、ミーティングで選手たちに話した言葉。

人生から逃げたとき、人は敗者になる

誰にでも試練や苦難がある。それを乗り越えた経験は、人生の財産となる。試練を歓迎するくらいの気持ちで向き合えば、人生は拓けるものだ。

自分の人生の目標が確立していないということは、価値観や哲学が明確でないということである

価値観や哲学があるからこそ、プロフェッショナルの仕事ができる。