野村克也 名言集

仕事に挫折したとき、組織に悩んだとき、人生に苦しんだとき、昨日を悔いたとき、今日を戸惑うとき、明日が見えないとき… 野村克也の言葉があるじゃないか。ノムさんの人生哲学が凝縮された名言集。

2016-12-08から1日間の記事一覧

弱いチームは規律が甘い。乱れている。断言してもいい

考え方も氏素性も異なる人間を統率し、同じ目標に向かって進ませていくためには、最低限の秩序やルールが必要。それを無視して各自が勝手に行動すれば、組織はまとまらない。当然、よい仕事もできない。

人間は自己愛で生きている。誰しも自分がいちばんかわいい。だから、自分に対する評価はどうしても甘くなる

だから、バイアスがかかっていて適正とは言い難い。その人間の価値、評価は、自分ではなく、他人が決める。他人が下した評価こそが正しいのだ。

自問自答できる人間は、絶対に伸びる

なぜ、うまくいかなかったのか。何がいけなかったのか。どうすればうまくいくのか。そのためには何をすればいいのか。

一人前になれば、周囲からの要求は当然高くなる

それまでと同じことをしていては、周囲は満足してくれない。いきおい、周囲は厳しく接するようになる。

まったく実力がないにもかかわらず、「自分を見てくれていない」と言ってふてくされるようでは、元から見込みがない

「なんとかして自分を見てもらいたい、認められたい」と願い、「そのためにはどうすればいいのか」と考えるところから、人の成長は始まる。

人間は、「無視、称賛、非難」の順で試される

箸にも棒にもかからず、まったくお話にならない時期は「無視」。少し見込みが出てきたら「称賛」。そして、組織の中心を担うような存在になったと認めたら「非難」する。野村はそうして選手に接してきた。これは、野村自身が南海の鶴岡一人監督にそのように…

褒められているうちは半人前と自覚せよ

「褒めておだてるのは、そうしなければ自ら動こうとする意欲が引き出されないからである」。一人前になれば、褒められなくても自分の意思でさらなる高みを目指そうとする。

自分を生んでくれた親に孝行しようという気持ちがない人間が、満足な仕事をできるはずがない

親孝行=感謝の心と言える。親孝行は、大成するための必要にして最低限の条件。

大きな実績を残している組織は、礼儀についてもしっかり教育しているし、礼儀をきちんとわきまえた人間は、仕事においても立派な結果を出すもの

ヤクルト監督時代、優勝を決めたあと、消化試合でBクラスのチームと対戦した。そのチームの選手は野村の顔を見ても「こんにちは」と言うだけだった。そのあと巨人の選手と会うと、皆が口々に「おめでとうございます」と言ってくれた。「さすがは巨人だな……」…

チームの中で、野球界の中だけで認められていても仕方がない

野球選手と言えども、一般社会の中で認められるようになることが大切。一般社会で認められれば、その後の人生に困ることはない。そのためには、何よりもまずしっかりとした人生観を確立しなければならない。

常日頃から野球とは何かと自分に問いかけ、自分独自の野球哲学、野球思想を確立しておけ

楽天時代の田中将大に対して。田中が将来、日本を代表するピッチャーになるためには、人間形成が必要不可欠であり、そのためには二十代前半の過ごし方が最も大事だと野村は考えていた。2014年1月22日、田中は米大リーグ・ヤンキースと7年総額1億5500万ドル(…

人間的成長なくして、技術的進歩なし

人生と仕事を切り離して考えることはできない。いくら技術を磨いても、考え方、取り組み方が変わらなければ、進歩することもない。

心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる

野村の好きな言葉。意識が変わることで野球観が変わり、野球観が変われば、日頃の行いや野球に対する取り組み方が変わる。取り組み方が変われば、プレーの質が高まり評価も上がる。それが個人タイトルやチームの優勝につながり、結果としてその選手の運命と…

技術を磨く前に人間を磨け

「技術を伸ばしたい」者に野村がいう言葉。選手として一流である前に、人間として一流であらねばならない。

「基礎」とは、仕事をするための土台となるもの。「基本」は、仕事における判断や行動の指針。それらをもとに実地に移すことが「応用」である

何事もスキルを身につけるには、この3つのステップを順に踏んでいくことが必要。

「誰かが見ている」という意識をいつも忘れなければ、おのずと何事にも全力で取り組むようになり、毎日を無為に過ごすことはなくなる

「人が自分を見ている」という意識があるかどうか。日々をそういう姿勢で送っていれば、自然と経験やノウハウなどが蓄積され、それらを必要とし、活かす場が必ず与えられる。

「なぜ」にはじまり、「なぜ」に終わる

「なぜ」と問うからこそ、考え、創意工夫し、試行錯誤する。「なぜ」という疑問を常に抱き、理由を考え、修正することで、もうひとつ上のレベルに上がることができる。

「チームのためにヒットを打つ」と「ヒットを打つことがチームのためになる」は明確に違う

「一本でも多くヒットを打ちたい」「一勝でも多く勝ちたい」と考えるのは正しい。しかし、それが「自分の成績を伸ばすことでチームに貢献する」と変換されてしまってはいけないのだ。「チームのために成績を伸ばす」とならなければいけない。前者は「チーム…

「失敗」と書いて「せいちょう」と読む

人間は、失敗してはじめて自分の間違いやいたらなさに気づく。そして「どうして失敗したのか」「何がいけなかったのか」と反省し、「どうすればうまくいくのか」「何をすればいいのか」を真剣に考える。この過程で人間は成長するのである。

難しさを知ってこそ、真のやさしさにたどりつくことができる

本を書くときは、内容が難しければ難しいほど、簡単にやさしく書かなければならない。しかし、簡単にやさしく書くためには、難しさを知らなければならない。野球も同じ。