野村克也 名言集

仕事に挫折したとき、組織に悩んだとき、人生に苦しんだとき、昨日を悔いたとき、今日を戸惑うとき、明日が見えないとき… 野村克也の言葉があるじゃないか。ノムさんの人生哲学が凝縮された名言集。

2016-11-22から1日間の記事一覧

一番大事なのは、選手との信頼関係であり、監督としての器。器でない人がやると必ず摩擦が起きる。プロ野球の監督も適材適所

「適材適所」は、リーダーにも求められる。

オーナー、生意気なことを言うようですが、“人間3人の友を持て”と言うじゃないですか。原理原則を教えてくれる人、師と仰ぐ人、直言してくれる人。オーナーには直言してくれる人がいないんじゃないですか。みんなオーナーが気持ちよくなる話しかしてこないでしょう。人間偉くなるとそうなるものです

阪神監督2年目のオールスター期間中、久万俊二郎オーナー(当時)に対して。「球団の心臓は編成部。それを理解しているのですか?」と改革を迫った。経営者や社長など、リーダーと呼ばれる人間の周りには、「イエスマン」が増える。耳の痛い話、本当の話をし…

「再生工場」と言われるのは、選手たちの痛みを知っているから

野村自身、テスト入団した苦労人。ひたむきでがむしゃらに取り組み、何とか入団できた。だが入団1年でクビを言い渡され、涙ながらに何度も頭を下げて契約を延長してもらった経験もある。だから、“ここを落ちればどこにも行く場所がない”という人間の貪欲さと…

コーチの声がかかっても「自分は監督しかやらない」と断る者もいる。経験を積まずに監督なんてどういう意味なのか

「何事にも段階はある。省いてはダメ。一足飛びにリーダーになって成功した例は聞いたことがない」。簡単に起業できる昨今、「組織にいたくない」「人に使われたくない」と社会経験も乏しく、技量も伴わないのに、経営者になろうとする若者が増えている。ど…

しつけの目的は、自分で自分を支配する人間をつくること

自分をコントロールできて、はじめて物事を成す。「ルールに従わせながら育てること」は、人材育成のポイント。秩序感覚を育てる。

今日の負け投手は野村です

負けた日のコメント。野村は敗戦に対して、いつも潔い。言い訳をしない。ユーモアを交えながらも、「最終的な責任は自分にある」と真摯に受け止めている。責任を取るリーダー。

単独最下位か。誰か! 明日、白い紙と筆ペンを買ってきてよ! 何を書く? 辞表!

2007年、オリックスに敗れ、楽天が単独最下位になって。環境が悪いときほど、ユーモアが必要。野村流のリーダーシップと言える。

投手交代は監督の専権事項であり、最も難しい仕事である

それだけに継投がうまくいって勝つと嬉しい。「“どうだ。今日のヒーローはオレやな”と胸を張りたいほど」。

こちらが100%の力でやれと命令するからには、全責任は監督にある。つまり、クビになるのはおまえでなくワシや。だから、失敗してもいっこうにかまわない。おまえの失敗はおまえを使ったオレが悪いのだから、全てを出しきり、結果は神にゆだねろ

グラウンドで、試合前にミーティングで、選手に飛ばすゲキ。責任はリーダーが取る。だから、選手は全力を尽くせる。

組織はリーダーの力量以上には伸びない

野村がたびたび口にする組織論の原則。リーダーは判断力、決断力を付けること。その根底にあるのは信頼感。戦略や戦術を練ること。これが説得力、指導力、統率力につながる。「チームを強くするためには、監督自身が成長、進歩しなければならない」。

優秀な監督は、勝敗の大きなポイントを心得ていて、そこで具体的な指示を出せる

選手が動きやすい指示を出せるかどうかで決まる。「指示はいかに、簡素化するかが大事」。

リーダーは部下を好き嫌いで使うことは許されない

「好き嫌いで使うリーダーは最低のリーダー」と肝に銘じている。

選手の調子や結果によって褒めたり、方針を変えたり、あるいはその選手の適材適所を見誤ったりすれば、育成は中途半端になる。プロ社会において、中途半端は選手を骨の髄まで腐らせてしまう

子供の教育にも通じる考え。野村は中途半端を嫌悪する。

仕事としての野球を、自分の人生、社会とどう連動しているのかを認識し、それを伝えなければ、真のリーダーにはなれない

ヤクルト監督時代、中心選手として成長してきた古田敦也捕手への助言。「リーダーとして、自分の所属する組織とどのように向かい合うか。何を伝えてゆくのか。ただ技術を教えるだけなら、それほど難しくない」。

ワシが監督でなくなったら、ワシのこと、何て呼ぶんや? 監督を辞めると、急に年賀状が減るものなんや

1998年、ヤクルト監督を辞任する前に報道陣に向かって。監督在籍時、年賀状は1000枚送られてきたが、監督を辞めると700枚ほどに減るという。“地位がある人に、人は群がる”という現実が見える。

マー君、神の子、不思議な子

田中将大のプロ入り1年目、ノックアウトは食らうのだが、不思議と「負け」がつかない田中を評して。点を取られて降板したあと、打線が盛り返して逆転し、田中の「負け」を消してしまう。野球の神様が味方しているから「神の子」。

快足なのに、なんで捕手をやっているんだ。ミットをよこせ。オレが買ってやるから、その金でグラブを買え

「飯田からミットを取り上げたんや。キャッチャーより外野の方が向いとった。適材適所や。キャッチャーのままだったら、こんなに活躍しとらんやろ」飯田哲也は1986年ドラフト4位でヤクルト入団。当時は捕手だったが、野村が監督に就任すると、足が速い飯田は…

やっぱり、負け犬根性が染み付いた選手には苦労するな

南海から、ずっと弱小球団を率いてきて。意識改革には時間がかかるが、それをするのもリーダーの重要な仕事。

1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう

1990年、40年の歴史で優勝わずか1回、前年まで9年連続Bクラスというヤクルトの監督に就任したときの言葉。

監督にとって、決断は常に賭けである。賭けには根拠が必要

「結果がわからないから決断が必要。結果がわかっていることに、決断は必要ない」。

リーダーシップとは方向を明示する力

「リーダーシップとは人を動かし、先を読むこと。人を動かすのは、生きがい、やりがい、夢、希望、目標、目的、ビジョン、興味、関心」。

リーダーには権力と権威が必要

権力は地位が上がれば付く。権威は人を知り尽くすこと。「権威なくして権力はありえない」。

リーダーは夢づくりの名人たれ

夢を語る人のそばに、人は集まる。

監督の仕事の根本は「チームづくり」「試合づくり」「人づくり」である

なかでも重要なのが「人づくり」。人がつくれなければ、チームも試合もつくることはできないからだ。

伸び悩んでいる者には、変わる勇気を持たせる

「育成とは自信を育てること。自信とは見通しのこと」。

人間学のないリーダーに資格なし

リーダーに求められるものは、ビジネス能力だけではない。

コーチは言葉で説明するもの。現役時代、感性だけでやっていた人は苦労する

語り合い、理解し合うこと。よい上司は、部下に発見の喜びを与える。